また、デザインはもちろん大切ですが、それだけでは良い冊子はできません。
前記の広告表現スタイルそのままの適用もできません。しかし、その延長上の表現は可能です。
ハッとさせたり、気の利いた表現で、ストーリー構成の中身に引き込む…そんな工夫はいつも考えています。
あたかも、しゃれたエッセー、ショートストーリーでも読むように、一気に見てもらえるような冊子が理想。
私たちが得意にしている会社案内などに、この手法が生かせれば、個性的で説得力のあるものになります。
どんな業種でも、切り口次第でストーリー仕立ての表現が可能です。


日本貿易会が、総合商社の働きを海外へ啓蒙PRするために発行した冊子(企画、デザイン、コピー)

海外に、日本の総合商社の仕組みや働きを正しく
理解して貰うため発行。
複雑な商社の仕組み・活動を伝えるとなると、
総花的な説明調になる。それを避けるため、
今回は、次のような方法をとった。
世界各地に赴任する商社マンが、家族、恋人、
知人に宛てた手紙で、いま自分が携わっている仕事を、
それぞれの分野の商社マンが文面で知らせる。
手紙というソフトでヒューマンな方法で、
気が付いたら総合商社の活動が判っていた…… 

表紙/手紙がテーマなので、便せんにコーヒー

   商社マンの私的な手紙という形で
   総合商社の活動の一端を
プロローグ/商社のビジョンは、
「世界はひとつの輪」
在ニューヨークの父から高校生の息子へ/食材を担当している。
いま、君が食べているハンバーガーの肉も、お父さんが扱ったものかもしれない……

在ニューギニアの青年商社マン/日本にいる恋人へ。
木材などを扱っている。
アトの環境整備(植林など)も強力に推進して入るんだよ……
アメリカ勤務から日本に戻った商社マン/アメリカ時代の友人へ。
日本で担当しているハイテク関係の仕事を紹介。

真中、見開きページ。総合商社のメカニズムをまとめて表示。
ここは、商社研修にきているブラジル青年が、仕組みの優秀性を、
両親に手紙で報告しているところ。
在ドイツ商社マン夫婦/日本にいる女子大の娘に、母からの手紙。
父さんはヨーロッパで、ファッション、バイオ、フラワービジネスまで、広範囲の商品を扱う国際人です。
母さんも先日一人でミラノまで行って来ました。
その時買ったハンドバッグを送ります。

在日商社マン/海外時代の友人の息子が大学生になって、日本の総合商社に
ついて知りたいという。その多彩な働き、意義などを手紙で教える。

最後に、ジャーナリストの書簡による意見交換。
外国人の見た総合商社。日本人の見る総合商社。

アトガキ/いま、そして未来の「生活プロデュサー」として、
みなさまのお役に……

裏表紙/手紙、読み終わって、コーヒーも減っている。



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